口唇ヘルペスにジスロマック

投稿日:2017.09.08

口唇ヘルペスは、唇の周りに水ぶくれができる症状で、単純ヘルペスウイルスが原因で起こります。
ヘルペスウイルスは一度感染してしまうと、現在の医学では完全に死滅させることができません。
そのため、感染後に免疫ができても、風邪や疲労などで免疫力が低下した時に再発を繰り返します。
感染症はウイルス抗原を検出する検査で、感染したウイルスを特定しますが、ヘルペスの症状は特徴的なため、肉眼的所見で診断されます。
再発を繰り返すような場合を除いて、特別な検査キットを行わないのが一般的です。

点滴治療口唇ヘルペス以外にも、性器の周辺にできる性器ヘルペスや帯状疱疹、水ぼうそうなども人体に感染するヘルペスウイルスによるものです。
ヘルペスウイルスは症状が現れている時に患部と接触することで感染するため、家族間で使うタオルや食器で小さい頃に感染してしまうことが多く見られます。
オーラルセックスを行うことで、口唇ヘルペスが性器に感染することもあり、反対に性器ヘルペスが口唇に感染することもあります。
性器ヘルペスは口唇ヘルペスと違い、かゆみや痛みの症状が強く出る場合があり、排尿や歩行が困難になると入院して点滴治療を行います。

口唇ヘルペスを根治させることはできませんが、ウイルスの増殖を抑えたり再発を予防することは可能です。
代表的な薬にジスロマックがあり、症状が悪化する前に服用することで症状を抑制し治癒を早めます。
ジスロマックのような抗生剤は、定められた期間きちんと服用を続けないと、ウイルスや細菌の耐性を高める可能性があります。
口唇ヘルペスではあまり見られませんが、ジスロマックは様々な感染症に適用されるため、途中で服用を中止しないことが重要です。